3人で飲んでたらあっという間にボトルが空いちゃった。

T君がトイレに行っている間に、空ボトルにお水を入れだしたMちん。


亜紀:「何してるの!?」


M:「いいから、いいから。後で分かるよ♪」


何がしたいのかは分からないんだけど、T君が帰ってきたところでゲーム再開☆

何度も言いますが亜紀はゲーム事はかなり苦手なので、MちんかT君に便乗してることが多いですw

賭けたほうが負けた場合は一緒に飲むみたいな。


亜紀:「じゃあ今回はT君に賭けるよ☆」


M:「俺が勝つ!」


…ゲームの結果はMちんの負け。

T君に賭けてよかったと思ったけど、この負けの勝負…本人には確認してないけどわざと負けたんじゃないかなぁって思う。

Mちんはボトルに入った水を一気飲み。

T君はすごい!って顔してたけど、亜紀は知ってる(笑)

さっき空ボトルにお水を入れてたのはこのためだったんですね??

でもT君にお披露目しても意味ないような…。

プライド!?




ふと気がついたら恵美と花がいるじゃない。

でも別卓に通されてる。

なんで!?


亜紀:「ねぇ。なんで恵美たち来たのに別卓なの?」


M:「ここじゃ狭いでしょ?」


亜紀:「じゃあ亜紀もあっちの席に行きたい。」


M:「なんで?俺と二人きりじゃ不満?」


亜紀:「そんなことないんだけど…。」


M:「俺は二人でいたい。」


亜紀:「……。」


なんでいきなりそんなこと言うんだろおって不思議に思ってたけど、その理由は帰りに分かった。

恵美が言うには、ちょうど恵美たちの席の隣りがMちん指名の子が座っていたみたい。

だからかぁって納得。

けれど彼は頭いい人だナって思った。

理由を聞かれて即座に気転が利くわけだし。

うまいなぁって。



その後ぐらいに酔っ払い度はピークで、亜紀は調子にのってて気づいたらMちんは帰ってるしw

で、Mちんのお客さんが帰ったからって亜紀は恵美たちの席に移動。

恵美も今日はK君と遊びに行ってくるって言って先に帰っちゃったし。

花と亜紀だけ。


T君はMちんが帰っちゃったからって亜紀の席についてくれてた。

亜紀は酔っ払ってる勢いでT君に聞いてみた。


亜紀:「ねえ…。T君は亜紀にイロかけてたでしょ??」


T:「なんで??かけてないよー。」


亜紀:「いいじゃんもう前のことだし、聞きたい。」


T:「イロとかじゃなくてさ。」


亜紀:「やっぱり趣味!?(笑)」


T:「いやほら、顔がタイプだったし。」


亜紀:「うん(笑)」


T:「地元も一緒だし…家近いじゃん?」


亜紀:「うん(笑)家近いね。」


T:「性格も素直でかわいいと思ったよ。」


亜紀:「うん。」


T:「…で…俺も男じゃん?」


亜紀:「うん。」


T:「俺のお客さんは20代後半とか年上が多いんだよ。」


亜紀:「うん。」


T:「久々に若かった…。」


つい…亜紀は大爆笑w


亜紀:「(笑)そうなんだ。」


T:「でもMには言ってないよ。」


それって、Hしちゃったこと??

ってかそんなわけないじゃん。

Mちんに受け渡してるわけだから大体のことは知ってるでしょ…。

それは覚悟の上だけど。



とりあえず趣味彼伝説完結って感じで(笑)

12月20日。




この日って確か、恵美と花と3人で行ったのカナ??

K店はイベントで、ビンゴ大会だったんだ。

恵美と花はR店に先に行くって言ったから亜紀は一人で行くことに。

一人で行くのってやっぱり抵抗あるんだけど、R店に行きたいわけじゃないのに、お金払うのももったいないカナって。


お店に入るとすごく混んでた。

やっぱりイベントだからかな?


M:「おはよう!」


亜紀:「うん。おはよう。」


M:「今日はタイミングいいよ。ちょうどビンゴ大会だし。」


亜紀:「そうなんだ。」


確かに番号のついた商品がいっぱい。

目に入ったのは、液晶テレビ、PS、自転車、DVDプレーヤーとか。


M:「俺は液晶テレビが欲しい。職場に置きたいんだよね。」


亜紀:「亜紀はねぇ。自転車か、PSがいい☆」


M:「液晶テレビ以外の物が当たったらお前に全部やるよ。テレビ当たったら俺のな。」


亜紀:「分かったぁ。」


M:「まぁ俺にかかれば今言った欲しいものは全部当たるな。」


亜紀:「じゃあ当ててください♪」


ちょっとしゃべってMちんは席を回ってくるって言って行っちゃった。

そこで来たのが最近仲の良くなったR君。


R:「おはよう!」


亜紀:「おぅ☆おはよう。」


R:「今日もかわいいね♪僕隣にすわちゃっお。」


実は彼のこと初めは苦手というか、嫌いな部類の人だったの。

けどね、毎回行くたびに席に付いてくれてがんばって接客してくれる姿になんだかうれしさを感じちゃってすっかり仲良くなちゃった。

彼はヘルプの天才だと思う。

いつも着ている服や髪型なんかを褒めてくれて、お世辞っぽくないし、優しい。

最近はお互いの悩みなんかも相談したりして彼がついてくれると担当がいなくても楽しい。


R:「ねぇ。俺前から思ってたんだけど、亜紀ちゃんのほっぺたって赤ちゃんみたいだよねぇ。」


亜紀:「そうかな?ありがとう☆R君はいつも褒めてくれるよね。」


R:「褒めてるんじゃなくて本心だよ。ほっぺた触っていい?」


亜紀:「うん。」


ほっぺたを触るR君。


R:「もち肌だよねぇ。気持ちいいし。」


亜紀:「肉付きがいいんだよ(笑)」


R:「そういえばビンゴカードもう買ったの?」


亜紀:「まだだよ?」


R:「ビンゴの時間になったらMさん戻ってくるから買っておけば?」


亜紀:「そうするぅ♪」




ビンゴタイム。

ビンゴカードは1枚1000円。

それほど興味あったわけじゃないから2枚くらいでいいかなーって。

売りに来た内勤に2000円渡したら4枚くれた。

ゲストはおまけしてもらえるんだって♪

でもそれを見たMちんは、


M:「ケチくせぇなぁ。4枚しかくれないの?俺がもっともらってきてやる。」


って言って30、40枚くらい持ってきた(笑)

亜紀が買った意味あるのかなぁ?

二人で半分ずつ見る。


次々に発表されていく番号。

なかなかリーチはかからない。

こんなに枚数があるのに当たらないじゃなぁい!

って言っても枚数が多いのは亜紀の席だけじゃない…。

幹部の人の席はみんな30枚くらいは持っててw


M:「ちゃんと見れてる??お前バカだからな。」


亜紀:「うん。大丈夫。」


って言ってるのに確認するM君。

確かに亜紀は見落としてる可能性大。


M:「見れてねーじゃん。これさっきの番号だぞ。」


亜紀:「え~!ごめん。」


真剣そのもの。

そんな姿もかっこいいなぁって思っちゃう。

きっと今の私はまた目がハート☆


よその席から『ビンゴ!』って声がどんどん聞こえてきた。

焦りだす。

と思ったらMちんが先に当たった。


M:「ビンゴだ。テレビな。」


意気込んで行ったものの結果は「ホッカイロ」…。

亜紀も最後のほうで何枚か当たったんだけど、

『コーヒーメイカー』

『クリスマスコスチューム』

『ホットカーラー』

『加湿器』

『おもちゃのおっぱい(隣りの席からのもらい物)』

ろくなものないなぁw


亜紀:「全然ダメだったね。」


M:「俺の欲しいものと亜紀の欲しいものをすべて当てるつもりだったんだけど。」


亜紀:「(笑)」




ビンゴが終って、Mちんは席を離れた。

変わりに様子を見に来るT君。


T:「何か当たった??」


亜紀:「めぼしい物は何も…。」


T:「俺なんかバイブ当たったぜ?」


と言ってバイブにスイッチをいれるT君。

なんかナニの形したグウィングウィン回るやつ。


亜紀:「見た目ちょっとキモイね。」


T:「いる??」


亜紀:「けっこうです(笑)」


その姿を隣りで見ていたちょっとぽっちゃり系(ぼっちゃりかも…。)の女の人が話しかけてきた。


女の人:「それかなりうけるんだけどぉ!!見せて見せて♪」


亜紀:「……。」


女の人:「リアルに動いてるじゃーん。あはははははっ…。」


笑い続けるw


バイブを返してもらったT君は半分に減っているMちんのグラスにお酒を入れだした。

今は席にいないよ?


亜紀:「何してるの?」


T:「これで混ぜちゃえ!」


バイブでお酒を混ぜだすT君。

それを見てさらに笑う女の人…。


亜紀:「ええ!?ヤバイって。汚いよ?(未使用だけど何となくw)」


T:「いいって、いいって。Mのだし(笑)」


Mちんにはだまっとこう。



Mちんが帰ってきて3人で好例ゲーム大会。

亜紀はこの後飲まされすぎて記憶があいまいに…。

覚えてる限り書きますw


ゲームしてるとき焼酎半割りとかでイッキしてて、3人でかなり酔ってた。

Mちんはそうでもなかったのかな?

T君と亜紀は絶対酔っ払ってた(笑)




後半に続く。

12月16日。




現在お店で仲のいい亜紀の友達は4人。

綺羅、恵美、幼なじみの花、お店でNO1の明日香。

話には出てこなかったけど、実は5人グループだったりw


なぜかこの日はみんな営業中に酔っ払ってて…。

5人でご飯食べて勢いにのってホストに行くことに。

花と明日香は行ったことないっていうから今どきホストの多いR店に。

本当はK店に行きたかったんだけど、それは亜紀だけだし…。


R店は混んでてに5人も入れないって言われちゃった。

綺羅と恵美は違うお店に行っちゃって、3人だけでR店入ったんだけど、やっぱり亜紀はMちんが気になっててあんまり楽しくない。

混んでるせいか2人はフリーなのに売れっ子ホストはつかないし。

時間もなかったからあっという間にお店が終わりになっちゃって。


チェックが済んだ頃、恵美から電話がきた。


恵美:「今うちらはもうK店にいるから。」


亜紀:「なんで!?G店じゃなかったの?」


恵美:「もう閉まっちゃったし、このまま帰るのもなんだし。」


亜紀:「分かったぁ。チェック終わったから今から行くね♪」


わーい☆

まさかハシゴするとは思わなかったけど、今日はMちんに会えないと思ってたからうれしい♪




急いでK店に行ったはいいんだけど、Mちんは同業周りに行ってるらしくて不在…。

なんだぁ…いなんじゃん。

ヘルプにT君がつく。


T:「もうすぐM来るから。」


亜紀:「大丈夫だよ。」


どこまでも優しいなぁ、この人。

普通は指名替えなんてされたら席にはつきたくないよね。

なのに平然としてくれるし、以前と何も変わらない。

『ありがとう』って言いたかった。


はっきり言って席がめちゃくちゃ…。

L字型の席に座ってたんだけど、先に行ってた綺羅と恵美が中央に隣り、その間に何人かホストがいて、亜紀、反対側に花と明日香。


亜紀はT君と話してて、綺羅と恵美とK君が話してて、後の二人も適当に話してた。

なんかバラバラな感じだけど、5人もいればしかたないかぁ…。


どれくらいたったのかな?

40分くらい?

M君が帰ってきた。


M:「遅くなって悪いね。みんな元気だった?」


T:「亜紀、M帰ってきたからMの隣り行けよ。」


亜紀:「あ…うん。」


M:「両手に花だなぁ。」


う~ん。

この時の状況をどうやって説明したらいいんだろう。

綺羅は全くもってMちんに興味なしって感じで、むしろ眠かったせいか隣りの明日香とボーっとしてるw

花は1対1でホスト君と話してて、恵美はK君と話してて、Mちんはそれをまとめようと…みたいな?


M:「もと先輩のバースデイに行って来たんだけど、かなり酔っ払っちゃったよ。」


亜紀:「そんなに飲まされたの?」


M:「うーん。日本酒をけっこう飲まされたね~。」


確かに口調がおかしい…。

またベロベロに酔っ払ってる感じがw


ヘルプ:「Mさんダブル指名っすか?さすがですねぇ!」


M:「俺クラスになると~~。」


何か言ってるけどろれつ回ってないよ(笑)

M君は平等に綺羅と私に話しかける。

綺羅は全く相手にしてないけど…。

後から指名したのは亜紀だし、分かってるんだけど、女の独占欲なんだと思う。

M君が綺羅に触れたりするとやっぱり視線がいっちゃう。

彼は仕事なわけだし、とか思うんだけどどうしてもね…。


M:「この店つまんねーな。しょぼホスだよ!しょぼホス。なんかゲームやろうぜ。」


かなりみんなノリが悪い…。

聞いてない感じ?

バラバラに話してるし。

亜紀はこういうとき変に気を使っちゃうクセがあって。

ゲームをやっても、綺羅と明日香はやる気なし。

恵美はボチボチ参加して、花はホスト君と二人の世界。


ってことでMちんと亜紀はビールの栓開けゲームを開始。

いい音を出した方が勝ちなんだけど、これやり出すとかなり楽しい♪

スポーン!!

って音がするんだよね☆


M:「そういえば俺亜紀の番号知らなかった。この間電話しようとしたら、そういえば連絡先聞いてねぇ!って思って。」


亜紀:「うん。じゃあ紙に書くから。」


ペーパーみたいなのに書いてたんだけど、


M:「赤外線でやっといて。」


って携帯を渡された。

赤外線送信した後、一応説明する。


亜紀:「名前亜紀で入ってるからね。」


M:「分かった~。」


分かってるのかな??


M:「恵美選手!明日○○(後輩ホストの名前)の誕生日なんだよ。」


恵美:「へぇ…。」


恵美は無反応。


M:「亜紀は明日も来るよな??」


亜紀:「え??今日来たから明日はいいじゃん。」


M:「え~~。」


不満そう…(汗)

こんなに煽る人だったカナ!?

なんか酔っ払ってるからなのか、場を盛り上げようと一生懸命でかわいい。

プロ根性というか。


M:「俺が社長になったらすべてお前にやる!」


耳元で亜紀に言ったセリフ。

…って…そのセリフの意味が分からないけど(笑)




帰り。

綺羅、明日香、花は家に帰ることに。

私と恵美はホテルに泊まってそのまま仕事に行くことにした。

3人が先にタクシーで帰って、恵美と亜紀とMちんとK君。

酔っ払っているMちんは、


M:「亜紀~おいでぇ♪ハグしてあげる。」


手を広げて待ってるよ…w

でもおバカな亜紀はそれにノっちゃう(笑)

ぎゅーっ!!って。

さらに、


M:「恵美選手も~♪」


恵美:「え!?あたし?う~ん。じゃあ…。」


しょうがないなぁって感じで恵美もぎゅーっ!!って。

それをやっぱりいいなぁって思う私。

なんか独占欲が強いのカナ?

女の嫉妬心って恐いです…。


12月2日。




行く前にT君に電話。

もう指名替えするって言ってしまった後だから、電話するのは心苦しいけどこれが最後だと思って。


亜紀:「おはよう。今から行きたいんだけどMちんは出勤してるの?」


T:「ああそっか。出勤してるよ。Mに伝えとくよ。」


亜紀:「お願いします。」



この頃から恵美はK君がベタベタしてくるから嫌だって言って、R店のお気に入り君のところへ行くようになった。

この日も恵美と一緒に来たんだけど別々のお店に行くことに。



お店に入ると当然のごとくT君のお客さんだと思われる。

ヘルプの人が来たけど、T君の話題だし…。

けど言いづらくてそのまま会話しちゃう。


しばらく待ってMちんが来た。


M:「おう。おはよ。」


亜紀:「おはよう。」


分かってはいたんだけどやっぱりぎこちない…。

たぶんいきなり指名替えですなんて言われても今までヘルプだったんだからやりづらいよね??

こんな経験は初めてじゃないはずだけど。


M:「仕事帰り?」


亜紀:「うん。」


頭見れば分かるでしょ?w

M君は何も聞かない。

T君から聞いたんだと思うけど。

何も触れられないと逆にきまずいじゃん…。


ちょっと話してヘルプの人が何人か席についた。


ヘルプ:「Tさんて~(省略)なんですけどいいやっぱり男って思いましたよ。亜紀ちゃんは男を見る目があるよね。」


M&亜紀:「……(苦笑)。」


その後ヘルプが空気を察したのか、すみませんって顔してた(笑)

しかたないよね。

今まで誰もがT君のお客さんだと思ってたのにいきなり変わってたら分かるはずがないよねw


その日は何度かそんなことがあった。

けどそれも何日かだと思う。

人の噂も49日って言うし(笑)



だいぶ遅れて恵美がお店に来た。

きっとR店が終っちゃったから。

亜紀のこと迎えついでに来てくれたんだけど。


相変わらずK君は恵美にベッタリ…。

その時の恵美の嫌そうな顔が恐いw

恵美は亜紀が指名替えするって言った時、『本当は私もしたい』って言ってた。

K君は最近マジで嫌らしい。

クジで指名を決めちゃったことを後悔してたし。


ホストクラブの永久指名って難しい。

同じお店の中で指名を替えるって亜紀は嫌だけど、K店だけはお店が好きだったから。

T君も優しいから許してくれたけど、本当は心の中で気分悪くしてるだろうし、恨まれてもしかたないと思うもん。


この日って別に何を話したわけでもなくゲームとかして終っちゃった気がする。

指名替えしたから番号くらい聞いてくれるカナって思ったけど、それもなかったし…。

やっぱり指名替えなんてされても迷惑なのかなって思いつつ。



でもM君は話しやすくて好きです♪

T君みたくアフターもなければ一緒に帰ることもないのだけれど、それでもいいかなと。



指名替えされた時の気持ちって亜紀もよく分かるから、T君に言うか言わないかすごく迷ってた。

最後にK店に行った日から何日か考えたけど、このままT君を指名してても行かなくなっちゃうだろうなぁって。

けどお店はすごく好きだし、別にT君が嫌いなわけでもないし…。


亜紀はこういうとき八方美人なところがあるなぁって思う。

人に牙を向けられるのが恐いというかダルイって考えちゃうから。

恵美はT君に気を使う必要はないって言う。

確かに彼は指名替えしたいって言っても文句を言うことはないだろうナって思う。


けど…

でも…

やっぱり…

同じことグルグル考えて。



11月??日。



相変わらず最後に行った日からT君からの連絡はなかったけど。

仕事が終ってT君に電話した。


T:「久しぶりじゃん。どうしたの?仕事終った?」


亜紀:「うん。終った。」


T:「何かあった?」


亜紀:「あのね、亜紀が指名替えしたいって行ったら怒る?」


T:「怒らないよ?」


亜紀:「そっか。」


T:「誰にしたいの?」


亜紀:「……Mちん。」


T:「いいよ。」


亜紀:「ごめんなさい。」


T:「気にするなよ。よくあることだし。気にされるほうが嫌じゃん。」


亜紀:「うん。T君のことは嫌いになったわけじゃなくて…いろいろ考えたんだけど。でも平気かな?綺羅と被っちゃうじゃん。」


T:「その辺は大丈夫だと思うよ。」


亜紀:「本当にごめんね。」


T:「ああ…。でもお店に来たくなくなっちゃうよりはいいからさ。」


亜紀:「ありがとう。」


電話を切った後もやっぱり申し訳なく思ったけど、でもなんかホストクラブに通い始めて初めて指名替えしちゃった自分にびっくり。

まだお店に行ってないから指名替えしてないけど。



亜紀:「恵美~!T君に言ったよ。」


恵美:「言えてよかったじゃん。T君何も言ってなかったでしょ?」


亜紀:「うん。いいよって。」


恵美:「彼はグチグチ言うような人じゃないからね。」


亜紀:「やっぱり申し訳なさはあるけど。」



これからはMちんに会えます♪